幼少期のトラウマなど、強い衝撃で魂が体から抜けることがあります。魂が肉体から抜け出して、上から自分を見ている。いわゆる解離や体外離脱とよばれるものです。魂は激しい恐怖を感じた時、体から抜けるという方法で恐怖を回避するのですね。
今回は、みんなの電話占いの占い師から聞いた話を交えながら、魂が抜ける症状と対策についてお伝えします。
解離性障害、体外離脱、魂が抜ける症状【スピリチュアルな意味と対策】
人間は、体と心と魂からできています。心は『マインド』、魂は『スピリット』です。スピリットは純粋で決してけがされませんが、心はその人の思い方で曇っていきます。
・
心は曇るというやり方で、恐怖に対する防衛手段を取ることができます。しかし、魂にはそれができません。ですから魂は、激しい恐怖を感じた時、体から抜けるという方法で恐怖を回避するのですね。
・
例えば、癒やされていない恐怖が慢性化していると、魂は常に自分の体から数センチ浮いた状態だったりします。そして、一番怖かった時と同じことが起きたり起きそうになった時には、完全に地球の外にまで飛び出してしまっていることもあるのです。
・
それが『症状』となって現れることもありますし、病気というよりは、恐怖に対する防衛反応ですね。あなたも、とても怖い思いをしたのです。それをさらに煽るような思いを、もうご自分には決してさせないと誓ってほしいと思います。
魂が抜ける症状と対策
魂の抜けやすいことや、慢性化した恐怖に対しては、『今はもう安全なんだ』と安心できること、そういった思いが自分の中で確かに信じられるようになれば、自然に治まります。具体的な対策はこちらの記事へ⇒魂が抜ける症状を癒す方法|タロットとスピリチュアルで現状と対策を占う
・
症状だけを部分的に取り上げて治していこうと思わずに、自分に起きていることが『自分自身』なのではなく、『症状』なのだと理解することです。辛い気持ちも、暗い思いも、恐ろしさも、『あなた自身』ではないのです。風を引いた時の咳やくしゃみが、自分自身ではないのと同じですね。だんだん切り離していきましょう。
・
それにはまず、その症状を受け入れることです。咳やくしゃみを無理に止めるのではなく、理由があってのことで、体の中の真実が自分ではない『異物』を出そうと頑張っているのだと、出し切ることに集中していきましょう。
・
魂の抜けた時の現象は、心配事や良からぬ思いでいっぱいになり,イライラと怒りやすくなります。自分ではなくなる、というのが魂の抜けた時の症状ですね。でも、あまり気にせず、咳やくしゃみと同じと思って今は受け入れてください。わかっていれば、それで大丈夫です。
未浄化の想念
またこれは、苦悩の人生を送られた無念を抱える未浄化の先祖霊たちの想念も重なっていることもあります。
・
前世からの古い想念と、また先祖からの想念、家族との確執に対する憤りなど、すべて一緒になり混濁していることが問題を作っている状態です。おそらくご先祖様に、力の強い霊能者の方がいたのだと思います。そしてあなたは、かなりの霊媒体質なのだと思います。その方が、あなたと同じ扱いを受けていて、その想念をご自身のものと混同しているようですね。
・
でも恐がる必要はなく、先祖代々に続く苦悩を代表して芸術作品に昇華して発信することが、あなたのお役目なのだと思います。
・
そして、あなたには莫大な愛情を注いでくれているスペシャルなサポーター達がついていることを忘れないでくださいね。
・
私たちには、格の高い仏様もついていて、あなたがひどい目にあったり、死にたいくらいの孤独を感じた時に、その仏様があなたを我が子のように思って、慈悲の涙を流してきていたことを私を通してお伝えさせていただきます。
・
この世界は、目に見えるものへの執着から解き放たれれば、目に見えないものの豊かさに気づくシステムになっています。私もあなたもそこを目指す修行者であり、大きな単位のクラスメイトなのです。